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Alan Parker - Angela's Ashes

アンジェラの灰 特別編原作の自伝を映像化した映画です. 原作の編集の制約上「アンジャラの灰」というタイトルですが, 映画内ではまったく関係ありません. 自分はこの制約のおかげでこの映画をすごく好きになりました. 全部の話を詰め込まれてたら, 説教臭くて, 胡散臭くて, キナ臭くて受け付けなかったと思います.

見終わった時にとても気分のおさまりのいい映画でした. 全編不幸話なんだけど, 未来に希望を持っている時には全てひっくるめて消化できている感じです. ストーリーに関しても基本はメッセージなんて無いんです. 原作が自伝ですから. 同情を誘うような部分があっても, それはただの事実でしかありません. 現在から観察すると不幸であっても, 当事者は当たり前の現実として対処しています. 不幸自慢じゃない所が良いです.

映画の最後に主人公は希望をむねに旅立つのですが, その旅立ちのチャンスの掴み方が素晴らしいです. 不幸な境遇に育まれた才能を駆使してチャンスをつかみ取ってる所が良いです. 反面教師の父親に叩き込まれたセンス, 死を当たり前に受け入れられるからこその対処. 境遇を悲観しているのでなく, 全てひっくるめて人間が成り立ってるのが素晴らしい.

"動物への罪"で新しい世界が開けたのには正直笑えました. 階級社会と宗教を, ユーモラスな視点で描写しているので全編暗いと感じる事は無いです(多分.,,). 過去の社会の失敗は現在の視点から分析する必要はあっても, 現在の視点から批判するのは意味がありません. その時代においてなぜ必要とされたか, どう捉えられたかが重要です. 現在の視点と異なる視点で話が進む自伝はソコが面白いです.

2007.05.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | 映像 / 劇

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