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是枝裕和 - ワンダフルライフ

ワンダフルライフ観るまでは戸田誠二氏の「ラスト・ムービー」みたいな作品なんかと思ってたけど, 「灰羽連盟」ですね. 生と死の間で人生に納得して下さいって話でした. コレもなんか甘ったれた話. 似た様な話が一杯あるので, 原典みたいなモンがあるんかなぁ? 閻魔大王は勝手に審判するだけやし.,, セットとか狙い過ぎで腹が立つけど, こんなん好き.

死者の思い出を映像化するって設定があって, 実際に役者が思い出を調査してセットを組んで撮影するって作業があるんですが(ホンマにある?), そのドキュメンタリー映像を劇中に組み込む事で, 思い出を取り扱う事と記録を取り扱う事の融合(?)みたいな試みをしています. まぁ, ぶっちゃけ思い出と記録は違うと思います. 思い出なんてモンは何度も塗り重ねられた綺麗な真っ黒. 改変も改変. ご都合主義. その上で次の様に考えます. 思い出は実体験が相互に干渉する事で作られる. この映画は記録を互いに干渉させた結果, 余韻が生まれる. 記録で思い出を作ってる. なので, 観客が好き勝手に色つけていい映画なんだと思います. 好きな様に真っ黒に. そんなコンセプト面が一番オモシロかったです. こんな解釈で良い?

映像の演技部分とドキュメンタリー部分の異質さが目立ち過ぎて, かなり違和感がありました(ドキュメンタリー部分も演技やとしたら凄いなぁ). カメラワークや録音が強く影響している気がする. 全部意図的なのかも知れません. まず構図が違います. ドキュメンタリーはハンドカメラ風な常に人間の興味を視点とした構図がとられています. それが演技部分になると, いきなり見栄えが重視されたりする. 録音も空気の圧力やちょっとした風が入ったりしています. 人間の耳は日頃無意識下でノイズを除去しているので, もとからノイズが除去されているとちょっと違和感があります. 言葉遣いも違います. セリスは無駄が少なくスタイリッシュ過ぎます. 人の会話ってのは文法的な事より流れで相互理解するものです. そんで演技. 映画は物事を明確に伝えるために余計な動作とかを省いたりしますが, 人間ってそうそう頭で考えてるだけの動きなんてしないもんです. いきなり先が読めて三文芝居風. そんな事を考えながら観てると, 映画はルールを決めて徹底的に世界観を構築しなアカンから大変やなぁっと感じました. 演技かドキュメンタリーのどっちかで固めた映像を観てみたかったです. どっちかと言うとドキュメンタリーの方で. それって「マルメロの陽光」?

途中のドキュメンタリー部分が一番オモシロかったけど, 結末だけは固定の演技で決まってたんでしょうね. 結末に関連する部分だけ映像が固かった気がします. "ドキュメンタリーを録りながら話を構築して結論を導き出す"みたいな映画オモシロそうですね. そんな企画でスポンサーが集まるとは思わんけど.,, ってかソレってホンマにドキュメンタリーやん.,,

2007.01.06 | | Comments(0) | Trackback(0) | 映像 / 劇

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