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Victor Erice - EL SUR

エル・スール前作「ミツバチのささやき」に比べると, 普通のホームドラマ(?)してます. 自分の感想を簡単にまとめると「一番近い筈の家族でさえ遠い存在」. そんな映画でした.

家族の時間の流れを娘の視点から回想形式で淡々としっとり描写しています. 回想に入る語りは父を家族として捉えず, 一人の人間, 関わりのある人間として捉えています. 当時の娘から観察した父親像, 家族像と実体にはズレがあり, 家族としての父, 一人の人間としての父の二つの視点から父親が観察されています. 当時の娘が父親を神聖視しているのに対して, 実体は間抜けで鈍臭くて女々しい. それに対して, 「今思えば」といった形式です.

関係が変わるに連れて物事の捉え方も変わる. 親子関係でソレを描写している事を考えると"自我の形成"をテーマとした「ミツバチのささやき」に通ずる所があります. 「父を父と捉える必要がなくなる ≒ 自我が形成される」みたいな感じ. 娘の回想自体が父親の実態を探ろうとする姿勢なのでやっぱり観察的. 「ミツバチのささやき」で父親が子供たちの生態を蜂の生態に例えた様な役回り.

今作も内戦等の時代背景があるみたいなんですが, 歴史に疎い自分はさっぱりわかりませんでした.,, 「ミツバチのささやき」が"自我の形成"を"国家の形成"に例えた様に, 「EL SUR」は客観的に自国を捉えようみたいな事なんでしょうか?

2007.01.05 | | Comments(0) | Trackback(0) | 映像 / 劇

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