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梅棹忠夫 - 知的生産の技術

知的生産の技術個人的に編み出した"思考する術"が色々書いてあります. かなり前の書籍なので現在の技術と比較すると見劣りする点も多々あるけど, 個人の試行錯誤の過程が丁寧に説明されていて, 技術や道具の発祥, 形成, スタンスがわかり, 形だけでなく本質が理解し易い. 固執してると感じる所もあるけど, スタイルは人それぞれなので.
印象に残った所を下にまとめる.

カードを用いた思考と記憶の外部化:
人間の頭には限界があるから物体をつかって記憶と思考を外部化している. 日頃の思考をカード(京大型カード)に書き留めておいて, 後からその関連性をまとめて新しい情報を創造する. まぁ, 現代人から見ると「KJ法を日頃の思考にも用いましょう」的.
自分もここでそれに似てなくもない事をしてるけど, カードの自由度と比較するととても不便. やっぱり思考関係はアナログがまだまだ便利と感じます. 自分は古い人間なのでPCを使った思考は全然ダメです. ユビキタスが普及してインタフェースが改良されればアナログの地位も危ういけど.

情報の否分類, 非体系:
KJ法で思考の断片であるカードの関連性を調べたりするんだけど, この作業は闇雲で良い. ヘタに既存の体系や分類に限定すると新しい発見が失われる. らしい. カードはあくまで個人的な思考であり記憶であり情報である訳で, 公共性を持たせる必要はない. 公表する際にでも公共性は与えれば良いみたいな事が書いてあった.

読書と食事のアナロジー:
「書物は精神の糧」ってエラく簡単に例えてたけど, この考え方は興味深い. 読書, つまりは情報にもそれぞれの性質があり, 甘い, 辛い等の様に捉える事が出来る. まぁ, バランス良く情報を接種しましょう的な事なんやろうけど, 食事のバランスは身体の健康を基準に考えられてるけど, 精神の健康の場合はどうなんやろ?とか考えてしまった. ベストな精神の定義がない. コレに関してはある程度偏食でもええかと思う. 計画的に偏食に.
「料理=情報摂取の効率化」って事に関しては, 自分はもう少し考えなアカンなぁと感じた. 今ここで書いてる文章は, 書籍に書き込み(アンダーラインや折り目等)の代わりに無数に貼付けた付箋を元に構築してるから, "情報選別の効率化"や"発見の記録化"は少ししてるけど, "情報摂取の効率化"に関してももう少しちょっと考えてみなアカンな.

自分はこの人が予期した"情報系"とは異なる"情報系"の人間だけど, 構造やシステムを考える点に関しては共通しているので読んでて楽しい? 再確認できる書籍でした.

2006.06.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | 書籍 / 言葉

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