スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | | スポンサー広告

北村薫 - 夜の蝉

夜の蝉前作よりも人間ドラマ的な部分が深くなってる. 今作は前作で登場した人物のさらに掘り下げなので, 前情報がある為だと思う.

前作でも思ったけど"円紫"の扱いが結構酷い気がする.,, 後々活躍する場があるんやろうけど, 現時点ではただのオタスケマン.,,

ずっと思ってたんやけど, なんか少女漫画みたいなノリ.,, 自分が読んでる事自体間違ってる気がする.

以下, 気になった所. ネタばれ含む


"朧夜の底"
"答え", "情報"と言った物体として存在しない物をどう評価するかを問い質す話. この話では"答え"を知る事は新しい可能性を開くけど, 逆に"答え"を知らなかったときの可能性を奪う事を表現してる. ここでの円紫の使い方が巧い. ほとんど第三者の関係だからこそ"答え"を報せないでいられる事を巧く活用している.

"六月の花嫁"
今回一番面白かった話. 話の転がし方も面白いけど, 心理学的(?)な「ある状況では人間は特定の挙動をしてしまう」事を踏まえての相手の心理の察し方も面白い. 挙動から相手の心情を知る事によってあえて表面化していない部分も含めて人を認める. 相手のプライベートを尊重する様な感じ.
水鳥の脚使いではありませんが、内に何かを秘めない人はいません。何をどれぐらい表にし裏にするかは人によって違います。どんなにしてもいえないことというのは誰でもあるのです。峰さん葛西さん、庄司さん達、そして僕にもあなたにもです。ある意味では、その割合こそが、動かしようのないその人らしさを作るのでしょう」って言葉がナールー.

"夜の蝉"
姉妹のそれぞれの立ち位置での苦悩みたいな話. 謎解き自体は取って付けた様な感じで, 姉妹のドラマだけで面白い.,, 本当は蝉が飛び回る所が一番オモロかった. シーンが頭ん中で流れて, なんか本気な感じが.,,(笑) アカンわ自分.,,

2006.01.06 | | Comments(0) | Trackback(0) | 書籍 / 言葉

«  | HOME |  »

Profile

元

  • Author:元
  • 7才を行ったり来たりの偏屈の朦朧雑記. かなり無責任に書き綴っていくつもりなので, トラックバックやコメントも気軽にどうぞ. 内密な話はメールにて. そんな感じで.

最近の関心事

Twitter

Tumblr

タグクラウド

FC2 Search


Google Serch


Tree-Arcive

広告


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。