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安部公房 - R62号の発明・鉛の卵

R62号の発明・鉛の卵小中学生が読みそうなショートショートみたいな作品(ショートショートは読んだ記憶無し).

全ての立ち位置を一つずらして人間を外から客観的に観察する手法は面白いけど, 客観的過ぎて全てが猿回し. まぁ, それが味なんやろうけど. 感情が無い分, 状況の理解に頭を使えるし利点は多い. 状況から憶測して感情の交差を読み取る感じ.

実存主義みたいな作品やから, 人情話大好き人間には退屈かもしらん.

以下, 気になった所. ネタばれ含む


"人肉食用反対陳情団と三人の紳士たち"
価値観の違う人同士が話し合っても無駄. 結局は武力行使しかないのか?みたいな話. 人間と家畜の関係が人間だけで構築されている. 食する側, 食される側, 互いの価値観の擦り合わせが出来ていないため話が噛み合ない. 普通の人間同士でも良くある. 外交とか.,,

"鉛の卵"
人間の存在を評価している基準は何なのか?って話. これも外交とか.,,

"解説"
渡辺広士氏の解説が面白かった. 大概の解説は感情的で独り善がりやったり, 必要以上に作者を解剖しようとしたり, 純粋に読む人には関係なかったり, 意味の無い行為な気がする. それに対してこの解説は, 安部公房の手法を定義して論理的に順を追って説明していく. 「はぁー, ふーん」って感じで知識が身に付く. ちょっと論文チック. この人の作品自体が感情を排した作風やから可能な解説ではあるとは思うけど.,,

2006.01.05 | | Comments(0) | Trackback(0) | 書籍 / 言葉

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