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Trần Anh Hùng - ノルウェイの森


ノルウェイの森  上下巻セット (講談社文庫)ノルウェイの森  上下巻セット (講談社文庫)
(2010/11/05)
村上 春樹

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若ぶって上映中の「ノルウェイの森」を観てみる。いやー、コレは原作知らない初見の人は楽しめるんですかね。映画よく知らんから系譜もよー解らんけど、平面的な人物の収まり方が特徴的。感情のダイジェストが次々に流れる構成。カットの繋ぎ等の映画文法より、絵画を視点を変えて観ているような映画。

タルコフスキー監督「ノスタルジア」並みに延々と往復する長回しでは「え、マジで?どこまでやんの?」とドキドキ。実際、ヘリコプターで草原に風を起こしたり、同じアプローチをしてます。火事のシーンがなくて良かったです(笑)。延々と時化が映し出されるシークエンスでは「え、コレは寺山修司ですか?」と笑いを堪えていた。実験的要素が多く、エンターテインメント映画とは違った楽しみ方ができる。タルコフスキーの映画みたいに意味もなく流しておきたい作品。

登場人物の描写、掘り下げ方、エピソードの不足等、個人的な思い入れもあって違和感はある。ワタナベが意外に飄々と人生を楽しんでそうに見えたり、直子がただのヒステリックに見えたり、緑が女狐に見えたり、レイコが色情魔に見えたり、、、アレ ?色々違うけど、心情・雰囲気に関してはとても良く再現できていると思う。ストーリー映画や原作の再現を望んで観ると駄目。画面の綺麗な雰囲気映像と思って観るととても面白い。

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2011.01.11 | | Comments(0) | Trackback(0) | 映像 / 劇

川又浩 - 川面を滑る風

全く関係ない所から。「大人女子」って一周回って差別用語っぽくない?「大きなお友達」と大して変わらんよな。

予告編。2011.01.10に再放送。興味がある方はお見逃しなく!

全く期待せずに観たらドンピシャ!久しぶりに演出を楽しめたアニメ。面倒くさい所に居場所を求めてるのが良い。頭と身体の矛盾を、感情で橋渡ししている向田邦子のお家芸みたい。

・「その時初めて、アレが笑ったのだと気付いた」
・布巾を持つ右手、和菓子を食べる右手
・車のガラス越しの幸せと映る自分
・過食症の左手
・フォトフレームの幸せと重ねる自分
・孤独と脱平凡家庭の上手下手の立場逆転
・指輪をしていない男女の紙袋の受け渡しによる決着
・指輪をしている左手と年齢の間違いだけでない謝罪

・意志が崩れる時は指輪をせず、右手で子供に触れ、
 今を正当化する時は指輪をして、左手で子供に触れる

言葉に落とし込むと、しっかり段取り踏んだ演出なんやけど、気付かせずに悟らせる見せ方が巧い。話が進むにつれて、受け手の中から腑に落ちない感覚がポロッと落ちる。無意識にさけていた感覚を無理矢理自覚させられる。綺麗事大好き日本人は何事も白黒付けたがるけど、矛盾に落ち着いても良いんじゃない?という人間讃歌。

映像はパッと見「Ergo Proxy」「雪割りの花」「海がきこえる」に似た感じかな?ハッタリのない「旋風の用心棒」っぽくもある?Ergo Proxyはアイシャドウの使い方、目鼻のバランスの取り方が似てるってのが大きいけど、1話、7話のカクカクした線で平面的、ブロック的な立体の取り方にも似たものを感じる。海がきこえるは、他人からしたらどうでもええ自己完結の見せ方かな?雪割りの花はなんとなく(笑)。

単純に作画が巧いし映像的にも見所は多い。全体に地味やけど。舞い上がったオバアちゃんの走りが一番派手かな?芝居は何通りパターン化してるんやろ?高校生が大人に気後れした姿勢、部屋着のだらしなさ、大人になってからの人前での気の張り方の違いが面白い。試食のシーンだけやたら違和感あるけど。アンサー・スタジオFLAGぐらいしか知らんから調べてみよ。

2011.01.07 | | Comments(0) | Trackback(0) | 映像 / 劇

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