友人につれられ植田正治写真美術館に行ってきました. 事前情報がまったく無かったのですが, 数点だけ知っている作品もありました. シンプルで頭使わなくて良さそうな楽しめる作品でした.
今回はじめて植田正治の作品を意識して観たので, まだ, スタイルが確立された経緯やスタンスはほとんどわかっていません. 何となく(矢鱈滅多にかぶいていない)寺山修司っぽさを感じました. 写真の知識が乏しいので紐付けられる物も限られてます.,, 距離感を無視させる砂丘の中の構図が空間的にもシュルレアリズム, キュビズム辺りの絵画に似た印象を受けます. 写真はもともと記録を録る装置であったのに, 意識的に創造に用いることは言われてみれば斬新です. 意図的な創作写真とは別に静物の写真も楽しめました. 着眼点がシンプルなので, 作者の目線で被写体を捉えることができます. 衝動的な着眼点が押し付けがましくなく素直に共感できます(本当はメッチャクチャ深いことしてるかも知らんけど.,,).
地方出身であることにコンプレックスがあるよう面がパネルの言葉から若干(?)感じ取れます. コンプレックスの無い人が新しいもの, 個性的な物を創造できるとは自分は考えられなく, "乗り越える課題のコンプレックス"を持ってる人は逆に魅力的に感じます. 言葉とは裏腹に, 自分は地方の写真にキナ臭い郷愁感は感じられませんでした.
図録を購入したのでチョコチョコ何気なしに観ていきたいと思います.
建物自体も面白いです. 土地との調和を考えるとやり過ぎな気がしないでもない(笑).
高松伸氏が手がけています. 身近な建造物も結構この人の作品でした.

ポツンとした所に美術館があるので.,,
バスでも来れるみたいですけど.,,
コレ↓なんで.,,

オススメです.,,
2007.04.30 |
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電車で窓の外をボケーっと眺めながら考えてたこと.
最近の芸術では空想の産物に質量を与えることが評価されているとかなんとか.,, 立体造ったりするのが最先端と言われているらしい. 個人的には形になったものより, 不確定に共有されている意識の方に興味がいく. イデア的な確固とした形は存在していないのに特定された共有みたいなヤツ. 幾何学なんてまさにそうなんやろうけど. 数式と人の間にある確固たる意識ってヤツ? ほんでその確固たる意識ってのが前提にあって立体造ったりするアプローチが評価されているらしいんだけど, あんまりソコには興味ない. それ以前の, 共有できる確固たる意識の存在の方が面白そう.
芸術作品? 絵画とか音楽とか映像とかで大衆が感じるイメージってのは文化, 時代間で共有されていない. それは前提となるルールがないからで, 数式とは全く異なる世界の話. 前提のルールがないのは芸術の個性だと思う(現在の政治的意図とは離れ, 科学よりになった芸術において). そんで, ルールが無いからこと多種多様な捉え方がある訳で, それを形にしちゃうとなんかつまんない. ってのが個人的な感覚.
そんで作品と観客の間の意識ってのを特定しないアプローチってのがコラージュ? 視覚は人間にとってかなり重みのある情報であって, 重みを逆手にとったアプローチで面白いと思う. 映像もモンタージュとかで半分ソレに近いことをやってる(作品と観客の意志の方向性に作者の意図が多分に含まれてはいますが). そう考えると, 映像ってのは時間軸も含めたコラージュなのかと思っちゃったんだから仕様がない. (こんな事を考えたのは, 最近「ねこぢる草」を見返したら, 全然解釈が異なってて「観る側の色々なモンを引き出してるなぁ」って感じた所為. 多分.,,)
時間を2次元的な思考に落とせたことで, なんとなしに音楽のアプローチってのも検討がついてきました. これを元に色々発展させた妄想があるので, 形になったら書くかなぁ.,, 文献をあされば当り前のように書いてるんでしょうけど, それじゃ詰まんないから, 個人的な経験として発見に喜んでる方が楽しいです.
それは別として, 思考は視覚に頼らずにできないもんなんでしょうかねぇ.,,
2007.04.15 |
| Comments(15) | Trackback(0) | 思考錯誤
やっぱし.,,
これで心置きなく MacBook 買えます. 削っても削っても真っ黒な腹黒い奴.
ってかね. 弁当箱のHDが逝かれたから無理矢理 linux 使ってたんよ.,, でもアレやね. 道具ってのは使い慣れてんのが良いです. 機能が良いとかデザインが良いとか, 本気で使うなら優れたもんを使った方が良いんでしょうけど, プライベートで使う分にはストレス少ない方がええです.
それと今回は本気でバックアップシステムの必要性を感じましたね.,, ってかバックアップシステムを導入しようとした矢先にぶっ壊れたんやけど.,, 電子データは劣化を感知できないところが怖いです. 紙媒体のアドバンテージをヒシヒシと感じます. なんかね「東京ラブストーリー」の"信号"を思いだしましたよ!
TimeMachine 本気で欲しいなぁ.,,
2007.04.13 |
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同僚にさそわれて, 京都国立近代美術館に「アール・デコ・ジュエリーの世界」を観にいったら, シンポジウム「ノイズレス、『聴く』ということ」をやってたんで, ジュエリーは早々に切り上げて, シンポジウム聴講してました. 管理の都合上別々に記録.
「聴く」っていう行為. listen や hear の違いみたいに意識が環境に作用されてマスキング, フィルタリングするみたいな, 旧世代的な音楽に留まらない話をしてました. 時間が短いせいもあって, かなり散漫で物足りなかったのが正直な感想. John Cage の理論を継承した云々の説明がパンフレットに書いてありましたが, John Cage から進んでる? そもそも John Cage の理論も深く知らんので, 飛躍でもないとピンとこないんでしょうけど.,,
Julius氏が, 個人的な経験に基づき音に視覚的なイメージを付加した作品について話をしていました. 青いイメージの音は青のスピーカーから, 黄色いイメージの音は黄色いスピーカーから発することで視覚的補助を得るとかなんとか. 自分の音に対するイメージが錯覚でないことを確認するために, スピーカーはそのままで, 再生するテープを取り換えてみると, 聴覚と視覚の関係の破壊が起きたとかなんとか. それにより音に対するイメージは嘘じゃなかったとかなんとか(ってことを少なくとも通訳の人は言ってました). ほんで, それに対してある人が「作品として発表しているからには, 視覚と聴覚の共通性みたいなものを観客に共感として求めているんですよね」みたいな質問をしていましたが, 質問者に対して「"芸術"というスタンスを知ってもらわないと会話にならない」みたいなあしらい方をしてました. そのやりとりを聞いた自分は「"芸術"が何か知らんけど, 要するにマスターベーションを放り投げましたってことなんやぁ」と思いました. Julius氏は後で補足的に「理論的に正しい等といった話ではありません. しかし, 身近な数人とはイメージの共有を確認しました」と説明していました. それを聞いてさらに自分は「発表をという場を借りて実験データを採取してる訳ですね」と思いました.
発表という作用が影響した環境は受け手にも発信を強要する訳で, 環境をメインに捉えた人らしい考え方かなぁと勝手に独り合点してました.
演奏と展示は時間の都合上観てません. 実際に作品に触れてみると, 作者の主張も理解できるかもしれませんが, それはまたの機会に. 作品をまったく知らないので, 上に書いてることはかなり適当.
2007.04.07 |
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同僚にさそわれて, 京都国立近代美術館に「アール・デコ・ジュエリーの世界」を観にいったら, シンポジウム「ノイズレス、『聴く』ということ」をやってたんで, ジュエリーは早々に切り上げて, シンポジウム聴講してました. 管理の都合上別々に記録.
そもそも「宝石の展示」って聞いてたから, 石そのものの展示と思ってて, 反射律を計算した加工技術とか, 産地別の成分とかを絡めた政治的な歴史を知れると勘違いしてたんですが, 装飾具と女性と歴史の関係にそった展示でした.
シャルル・ジャコーを前後にデザインの進退がパネルで説明してありました. ロシアとフランスが互いに影響し合っていたとか, 一時期ドイツにトップの座を奪われたとか大雑把な説明はありましたが, 歴史的, 技術的な必然性のバックグラウンドの知識を持たない自分にはチンプンカンプンでした. まぁ, 後で調べられる位のネタは調達しましたが.,,
デザイン画を観てたら, CAD を思い出しました. 制作の一ステップとして, 次に意図を伝えるための表現という点を考慮して観察すると面白いものがありました. 平面的に制限された中での表現に画材の物理的な立体感を使用したりなど.,, あんまり興味がわかなかったので, 掘り下げませんでしたけど.,,
デザイン画の機能としての評価は別として, 単純に絵としてジョルジュ・ルパープの作品は面白かったです. 「暑すぎる」の毛の物憂げな感じとか.,, どこか本気じゃない"かるみ"が好きです. ほかにはアンドレなんとか. 一見ヘタウマみたいなのが目を惹きました.
時間かけて観てないのでこんなもん.
「ジュエリー」と「ファスナー」って近い.,, 寒イボ.,,
2007.04.07 |
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