スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | | スポンサー広告

梅棹忠夫 - 知的生産の技術

知的生産の技術個人的に編み出した"思考する術"が色々書いてあります. かなり前の書籍なので現在の技術と比較すると見劣りする点も多々あるけど, 個人の試行錯誤の過程が丁寧に説明されていて, 技術や道具の発祥, 形成, スタンスがわかり, 形だけでなく本質が理解し易い. 固執してると感じる所もあるけど, スタイルは人それぞれなので.
印象に残った所を下にまとめる.

カードを用いた思考と記憶の外部化:
人間の頭には限界があるから物体をつかって記憶と思考を外部化している. 日頃の思考をカード(京大型カード)に書き留めておいて, 後からその関連性をまとめて新しい情報を創造する. まぁ, 現代人から見ると「KJ法を日頃の思考にも用いましょう」的.
自分もここでそれに似てなくもない事をしてるけど, カードの自由度と比較するととても不便. やっぱり思考関係はアナログがまだまだ便利と感じます. 自分は古い人間なのでPCを使った思考は全然ダメです. ユビキタスが普及してインタフェースが改良されればアナログの地位も危ういけど.

情報の否分類, 非体系:
KJ法で思考の断片であるカードの関連性を調べたりするんだけど, この作業は闇雲で良い. ヘタに既存の体系や分類に限定すると新しい発見が失われる. らしい. カードはあくまで個人的な思考であり記憶であり情報である訳で, 公共性を持たせる必要はない. 公表する際にでも公共性は与えれば良いみたいな事が書いてあった.

読書と食事のアナロジー:
「書物は精神の糧」ってエラく簡単に例えてたけど, この考え方は興味深い. 読書, つまりは情報にもそれぞれの性質があり, 甘い, 辛い等の様に捉える事が出来る. まぁ, バランス良く情報を接種しましょう的な事なんやろうけど, 食事のバランスは身体の健康を基準に考えられてるけど, 精神の健康の場合はどうなんやろ?とか考えてしまった. ベストな精神の定義がない. コレに関してはある程度偏食でもええかと思う. 計画的に偏食に.
「料理=情報摂取の効率化」って事に関しては, 自分はもう少し考えなアカンなぁと感じた. 今ここで書いてる文章は, 書籍に書き込み(アンダーラインや折り目等)の代わりに無数に貼付けた付箋を元に構築してるから, "情報選別の効率化"や"発見の記録化"は少ししてるけど, "情報摂取の効率化"に関してももう少しちょっと考えてみなアカンな.

自分はこの人が予期した"情報系"とは異なる"情報系"の人間だけど, 構造やシステムを考える点に関しては共通しているので読んでて楽しい? 再確認できる書籍でした.

スポンサーサイト

2006.06.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | 書籍 / 言葉

Pen Spinning

要するにペン回しやねんけど度を越すとエラい事になんねんな.,,
極めたい人は頑張って.

2006.06.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | 遊戯

アナログ感覚合成 & デジタル感覚合成

アナログ感覚合成:
五感の一つ一つは分離していなくて, それぞれの感覚が総動員されて一つの感覚に収束される. 赤いと熱そうやったり, 風や景色で空間を把握したり. 五感を一つの感覚に合成してる. ここら辺が普通の感覚.

デジタル感覚合成:
デジタル(ってか電波や記憶媒介)が普及してから五感の中の一つの感覚(Input)だけに差異が出る状況を容易に作れてしまう様になってしまった. 自分の部屋のスピーカーから毎日違う音楽が流れたり, モニタから違う映像が流れたり. すると, 他の感覚に対して一つの感覚だけが多重にある訳で, ソコだけグチャグチャになっちゃう. 一つの感覚だけを何度も合成してる. そんで, 感覚間の整合性があやふやになる.

これってシナプスの結合を流用する働きがあるから, 脳への焼き付けがあまいんよね. だから環境, ってか前後の状況を意識的に構築しないとあんまり記憶に残んない.

逆にあえて垂れ流しにして記憶や感覚をあやふやにするのも面白そうやけど. 脳の回路を意図的に崩す感じで. これは子供感覚養成の続き.

2006.06.25 | | Comments(0) | Trackback(0) | 思考錯誤

従来の電球ソケットにそのまま使用できる電球形LEDランプ

↑やって.

LED照明ってのがどんな作用あるのか実感無いからわからんけど, 発熱が少ない分だけ「温もりのない明かり」になんのかなぁ? 光って目だけで感じるもんちゃうし, 触感で色判別してるし. 無意識下で影響は出てるはず. と思う.

今何となく, 刺激がありながら喪失感も感じられる環境で内面を絞り出す様な作用が欲しいから, 情報が混沌としながらにでもがらんどうな空間をつくる(かも知んない)無機質な照明ってのに惹かれる.

2006.06.21 | | Comments(3) | Trackback(0) | 物体 / 装置

Florian THOURET - Le moulin

Florian THOURET氏の短編アニメーション. 童話みたいな感じやけど, アッチに原作案あんのかなぁ? 話も短時間の割には掘り下げて展開してるし, いい作品やと思う.



この監督は日本のアニメーション好きなんかなぁって思う. 作画の中抜きが特徴的で気持ちいいスカスカ感. スカスカ故のたるみとか揺り返しとかが日本の作画に似てなくもない? アメリカのヌメヌメフルアニメーションが駄目な人でもコレなら観れるんちゃうかなぁ? まぁ, 自分がフランスの作画に慣れてきたって可能性も考えられる.

他にも「Demo Reel 2005」の飛行機のヤツは面白そう.

2006.06.16 | | Comments(0) | Trackback(0) | 映像 / 劇

TIRTA SARI - AUDIO BASIC CD特別付録 バリ島現地録音! ガムラン&ネイチャーサウンド

オーディオの知識が浅いからガムラン入門もかねて「AUDIO BASIC」買ってみたら, 付録だけで満足しちゃった. こんなん聴くと音楽もまだまだ開拓の余地あるなぁって思っちゃう.
「お釈迦様の肉がこんなに甘いとは。生きてるなんて勘違い。熟れて熟れて毎日が腐りきるその寸前にペロリ。」ってな曲. これは「なんだ, もう死んじゃってるんだ」ってなって「死にたくなる」が周回遅れ. 似た所で「酒池肉林」.

スマル・プグリンガンティルタ・サリって人達の演奏が収録されている. 世界的に有名なんだそうです. 収録曲は下記.

1. Sekar Gendot(8:24)
2. Ujan Mas(5:40)
3. Puspa Mekar(9:45)
4. Legong Lasem(22:25)
5. Gilak~from Baris(3:29)
6. サウンド・トリップ・イン・バリ(10:00)

1~4曲目までが派手な感じで取っ付き易い. 基本のメロディーが日本の雅楽, 童謡, お経に似てるからすんなり受け入れられそう. 「芥子の花舞う平安神宮」みたいな感じ. 童謡に派手なパーカッションやアコギを被せた感じとも言える? それがメッチャクチャ技巧派やねんけどね.
5, 6曲目が日本から見ると個性的で特にオモシロい?. 5曲目が(アフリカ?)民族音楽色が強くて, シンプルで格好良い. 木魚みたいなんをバックに太鼓がドコドコやってんの. そんで6曲目. これはすんごく実験的. 現地では普通? 蛙の輪唱からスコールになり雷鳴, そして.,, 男共の輪唱(Goodbye Sober Day風). オモロくてカッケー. パットン先生の危機. ってかミクスチャーだからコッチが元ネタ.
半分音響系みたいなもんやから再生環境と音量がソコソコないと楽しめへんと思う.

ついでに裏話.

2006.06.12 | | Comments(0) | Trackback(0) | 音楽 / 音響

船越英之 - ハミングがきこえる

ねこぢる草」でファンシーな湯浅作画が受け入れられたので他にないかなぁって探してたら, 船越英之氏の「ハミングがきこえる」と再会. 当時は主人公らしからぬ少女趣味全開な映像やなぁとか思ってただけやけど, 久しぶりに観たらストライク.

特に前半の階段と落下がズキュン. タイトルのチンドン騒ぎから鍵盤を跳ねる伴奏の指の様に(もしくはウッドベーズを弾く指の様に)階段を駆け下りて, 壁に寄り掛りくるりとひらり, 落下後の頭の惰性回転からリズムを裏切る振り向き. この流れがめっちゃ気持ちいい.
色彩も女性特有のバランスで種類を多く使ってるのに全体で統一されていて気持ちいい. プリズム不定の青と緑のバランスがええ感じ.

美術や絵コンテが気になる.,, 誰なんでしょ?

2006.06.07 | | Comments(0) | Trackback(0) | 映像 / 劇

原研哉 - デザインのデザイン

デザインのデザイン物体となったデザインは人と連動する存在であると同時に人とは別に独立した存在である. なので, 能動的でありながら受動的性質を備え, 人と同様のコミュニケーション機能を必要とする. みたいな事を話半分に読みながら考えてた.

氏曰く, デザインとは外に向ける行為でなく, 内を探る思考のようである. 外に向ける為に存在の意味を知ろうとすればより人間の内側を探らなければいけない. とか初めの方に書いてあった. そんで歴史の流れもデザインとして捉えて社会に捻出すべきデザインが決まるみたいな. 一言で片付けるとこの人のスタイルは「デザインの潜在化」. この本に書いてある事全部に納得できる訳じゃないけど, 今までの不快な疑問がスルリと解決したり, すこしだけ未知の捉え方を実感できて面白かった.


【“原研哉 - デザインのデザイン”の続きを読む】

2006.06.01 | | Comments(2) | Trackback(0) | 書籍 / 言葉

«  | HOME |  »

Profile

元

  • Author:元
  • 7才を行ったり来たりの偏屈の朦朧雑記. かなり無責任に書き綴っていくつもりなので, トラックバックやコメントも気軽にどうぞ. 内密な話はメールにて. そんな感じで.

最近の関心事

Twitter

Tumblr

タグクラウド

FC2 Search


Google Serch


Tree-Arcive

広告


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。